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809 魑魅魍魎 sage 03/04/24 19:56今から6,7年前かな? 
今でもそうだけど、お盆休みはツレ夫婦と毎年岐阜に 
釣りに行くんです。 
その年は初日、九頭竜川支流に入る予定で、夜の8時に大阪を出ました。 
そして、夜中の1時前くらいに九頭竜ダムの公園駐車場に着き、 
朝まで車の中で、仮眠をとる事にしました。 
その駐車場には私の車しか止まってませんでした。 

車の窓を3cm位開けてウトウトしていると、駐車場の端の方で、 
カララ~ン、カコ~ン、と空き缶が転がる音がしてきました。 

「風が強いのか?」 
と思いながらもウトウトしていると、 
やはり、 
カララ~ン・・・、と転がっている。 
聞くともなしに聞いていると、その内に
カララ~ン・・・「キャッキャッ」、「パタパタパタ(足音の様な音)」 

続く 

810 魑魅魍魎 sage 03/04/24 19:58???と思いながらも聞いていると、やはり 
カコ~ン・・・、「ハハハッ・・・」、「キャッ、キャッ」と子供の声が 
遠くの方でしている。 

さすがにこの頃になるとおかしいと思い始め、怖くなってきた。 
目を瞑って耐えていました。 

しばらくして、カララ~ン、カラコロカラ~ン、と車のすぐ傍まで缶が転がってきた 
音がして、足音が、パタパタパタと近づいてくる。 
そして、すぐ傍まで来て、立ち止まるような気配が・・・。 

誰かが窓から中を見ているような気配がして、 
目を硬く閉じたままじっとしてた。 

2,3分?いや、もっとかな? 
大丈夫かな? 
もう行ったかな? 
と思った瞬間、 
恐ろしいくらい低い声で、 
「寝た振りしてもダメだよ」 
「起きてるのは判ってるよ」 
「こっちを見てみろよ」 
と、ホント、耳元で囁かれた。 
本当に怖くなって、大声で、 
「じゃかましぃ~~、くそがき~」 
と叫んでました。 

「ぼそぼそ・・・・・」、えっ?(真っ青) 

811 魑魅魍魎 sage 03/04/24 20:00少しして、助手席のツレと後部座席のその嫁が 
ごそごそと起きて、 
「どうしたの?」って聞いてきた。 
恐る恐る外を見てみると何事も無かったようにシーンとしてる。 
「御免、夢を見てた」 
ひとまずそう答えといた。 
助手席のツレは、 
「ずーっと耳鳴りがしていて、頭が痛くてどうしようもない」 
と言い、 
嫁は、 
「金縛りにあってて苦しかった」 
と言ってた。 
時計を見ると午前3時過ぎ。 
少し早いけど、釣り場にゆっくりと向かいました。 

ツレと嫁が、 
「本当は、何があったの?」 
って、聞いてきましたが、言えませんでした。 
叫んだすぐあとに、低い声で、耳元で、

「今度見つけたら、全員殺すぞぉ」 
と言って去って行ったんです。 
それからは九頭竜川には行ってません。
その年の釣りは散々でした。 
その年はその後も色々と・・・・。 

怖かったです、 
今こうやって書いていても鳥肌が立ってます。 




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