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一昨年の夏、私は、海の家にいた。夏休みの大半を海で過ごそうと20日間バイトをすることにしたのだ。 勿論、泊まる所は海の家の家族の家。
家族の家は、海から30㍍程の近い距離。

バイトを始めてから5日、10日と経ち、特に変わったこともなく充実した日々が過ぎて行った。

しかし、バイトを始めてから16日目、不可解なことが起こった。

その日のバイトが終わった16日目の夜。夕飯を食べ終えた後、海の家の子供達が

子供達「海で花火をしよう」

と言ったので花火をすることになった。海の家の主人は

主人「すまないが、子供達を頼んだよ」

といわれたので私が子供達の保護者となった。 午後9時ぐらいに海に行き花火を始めた。

私は波の音を聞きながら、傍らで海の家の子供達が花火をしているのを見ていた。

『風が気持ち良い。』

次第に心地よくなり、横になりながら空を見上げていました。その日は、星が満面に輝いていた。

だんだん周りの音が小さくなっていった。子供達の声も遠退いて行くのが分かった。私はいつの間にか、星を見ながら寝入ってしまった。

・・・・・・・・・

ハッ!? ふっと目が覚めました。

『あれ、いつの間にか寝てたか・・・』

花火をしている所を見ると子供がいない。

『ヤバイ!!』

子供達を頼んだよ。そう言われたのに、自分は寝入ってしまった。しかも子供達の姿が無い。嫌な汗が垂れた。瞬時に

『まさか、海に攫われた!?』

嫌な風が吹いていた。



海の方を見てみると不気味に静まり返っている。
いつも見ている海だが、心底不気味な感じがした。

足跡は無いかと思い、懐中電灯片手に砂浜を良く見てみる。しかし、昼間のお客さんの足跡が混ざっていて識別は困難。

主人に知らせねば。私は携帯電話を取り出し主人に電話する・・・が出ない。

携帯の時計は10時43分を指していた。



えっ?こんなに寝てたのか!

改めて驚いた。

すぐさま、携帯片手に家族の家の元に走った。 電話をしながら走っている間、主人は携帯に出なかった。

『くそっ、こんな時に・・・』

そう思いながら、家の前に着いた。玄関の電気が青白く光っている。


すぐさま、玄関の戸を開けて中に入る。中を見ると子供達の靴があった。

『あ・・・なんだ先に帰ってたのか。』

一気に不安と恐怖が消えた。 同時に自分に帰る事を告げなかったことに頭に来た。

携帯のボタンをブッっと押した。とりあえず、主人はお怒りだろうと思い。主部屋に行った。



・・・誰もいない。


『まだこの時間なら起きてるはずだが・・・』

正直、自分は少し混乱していた。他の部屋も回ってみる。

誰もいない・・・。

恐怖感が襲ってきた。靴はあるのに家族の姿がない。

気が狂いそうになった。


2階の子供部屋も回ってみる。やはり誰もいない・・・

『どうなってるんだ・・・』

そう思い部屋の中で、気が狂いそうになりながら ふっと外を見た。

!? 人だ!?

海に誰か人が立っている。

『誰だ??』

混乱しながらも見ていると月明かりがその姿を照らした。
おっさん・・・ おっさんらしき人物が立っている。
さっき自分達が花火をしていた所だ。


おっさん、何やらごそごそし始めた。何かをポケットから取り出した。それを耳に当てた。

【ブルルルルッルルルルル!!!!(本当は着メロだが)】

自分の携帯がなった。すかさず、電話をとった。



「おまえ・・・ここの人間じゃないな・・・」

おっさんの声だ。

自分は怖くなり携帯電話を床に落としてしまった。ふっと、窓を見る。
おっさんが、こっちを睨み付けている。瞬時に分かった。あいつ、自分に電話したんだ・・・と。


自分は金縛りにでもあったかのようにそこを動くことが出来なかった。再びおっさんはポケットに手を突っ込んだ。
ゴソゴソと何かやっている。今度は何を出すんだ・・・。 そう思っていると、おっさんの姿がふっと消えた。

『えっ!!』

そう思った瞬間。




「さようなら・・・」

耳元で声が聞こえた。背筋にむしずが走った。 明らかに、背後におっさんがいる。
自分は悲鳴を上げた。

『うわぁああああぁあぁぁあぁああ!



・・・目が覚めた。 寝てた・・・寝てたのか・・・


キャハハキャハハ

子供たちの姿があった。

『ゆ。夢か・・・』

自分は悪夢を見たんだなと思い込んだ。今何時だ・・・携帯電話を取り出す。

あれ?携帯電話がない。家に置いて来ちまったようだ。

腕時計を見ると時刻は9時15分を指していた。

花火が終わり、家に帰り、携帯電話を探した。


なぜか子供部屋に落ちていた。

ヒョイ、と拾い上げて中をみた。メールが一件来ていた。


私は絶句した・・・。

送り主:Error タイトル:【NOBODY】 メール内容:さようなら・・・



一昨年の夏の悪夢は今でも忘れない。

次の日からは特に変わったこともなくバイトを始めました。でも、そのバイトの最中誤って自分の携帯電話を砂浜で落としてしまいなくしてしまいました。必死に探したんですが結局見つからずにバイトも終わってしまいました。


あの出来事は、夢だったのかもしれません。

今となってはあの携帯電話もありませんので分からずじまいです・・・


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Tag:時空のおっさん

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